神経眼科
神経眼科とは
わたしたちが ‘ものをみる’ ためには、眼球でとらえた外界の像を認識するための‘しくみ’が必要です。神経眼科とは神経科学とよばれる分野の視点から、ものをみるための仕組みの不具合を診断、治療する分野です。
神経眼科相談医である院長の知識と経験をもとに、堀内眼科は神経眼科の診療サービスを提供しています。
まぶたの異常
眼瞼けいれん
意図せずにまぶたがピクピクするという訴えるもだけでなく、まばたきそのものが効果的に行えなくなってしまい ‘まぶしさ’ や ‘めがあけていられない’ などの不具合がおこることもあります。
眼瞼下垂
瞼をあげる筋肉の異常で起こります。加齢性から脳神経の障害で起こる場合や筋無力症と呼ばれる全身病の一症状として起こる場合もあります。
神経眼科では、これらの病態の原因を正しく診断し、治療します。
目をうごかす筋肉の異常：ものが2つにみえる
外眼筋麻痺
目を動かす筋肉のことを外眼筋といいますが、この筋肉が麻痺もしくは、うまく動かすことができない状態です。これにはさまざまな原因がありますが、大人の外眼筋麻痺では ‘ものが2つにみえる’ という訴えがおこります。
神経眼科では、外眼筋麻痺の原因を診断し治療します。
視神経の異常
目の底の網膜でとらえた像は、視神経を経由して脳に伝えられます。視神経に不具合をきたすとものがみえづらくなります。神経眼科では視力と同時に視野を評価することで視神経の障害の程度や原因を探っていきます。原因はさまざまで、場合によっては採血やMRI検査を加えていきます。診断が確定した後に原因に対する治療を行います。