外傷・異物
外傷・異物とは
外傷はケガのことです。スポーツや仕事の作業中など、日常のあらゆる場面で様々な外傷を負うことがあります。目はその構造上、強い力が加わることで網膜剥離が生じて見えなくなったり、眼窩底骨折(吹き抜け骨折)が生じ、ものが2つに見える複視が生じることもあります。洗剤や農薬など薬品が目に入る化学眼外傷の場合は、可能なら速やかに十分に水で洗い流すことが必要です。外傷の重症度や経過は様々ですが、大事な点は受傷後になるべく早く受診をしていただくことです。
目に入ってしまう異物は、当院の場所柄、剪定などの農作業中に異物が入ってしまい受診される方が多いですが、その他にも草刈りや金属加工の作業中など様々な場面で入ってしまうことがあります。
異物は時に角膜や瞼の裏側の結膜に付着したり食い込んだままになり自力で除去できなくなってしまい、炎症を生じることもあります。異物が入ってお困りの場合はためらわずに受診してください。